Policy会長所信

今年度は、新しい元号に変わる初年度です。
明治維新より150年が過ぎ「平成」から新元号へと大きな節目の年となります。
我々、下関商工会議所青年部は39年目を迎え、先輩方が築いてこられた歴史と伝統を基盤に、次代を牽引すべく、様々な活動を通して地域の発展に寄与して参りました。現在活動できる礎を築いて頂いた先輩方に心より感謝申し上げます。
さて、現在の日本経済は2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向け、都市部では経済が活性化しています。しかしながら、地方経済は少子高齢化等のため、労働人口の激減による多くの問題が発生し、働き方や企業の在り方の変化を強く求められています。厳しい状況が予測される中、会員一人一人が青年経済人として青年部活動を通じ、自社企業の発展を目指していかなくてはなりません。
今年度スローガンをGetting Better～向上心を持って行動する～と掲げました。どんなに実のある講演会や事業があるとしても、常に自分を磨いてレベルアップしたいという気持ちで臨み、習得したものを実際に活用(行動)しなければ何の意味もありません。行動するという一歩踏み出す勇気を持ち、踏み出したからこそ知る新しい世界があります。「向上心を持って行動する」ことが自社企業はもちろん、下関商工会議所青年部や地域の発展に繋がり、そうして物事は少しずつ良くなっていく(Getting Better)ものだと確信しております。
また次年度の40周年を見据え、先輩方が築き上げてこられた歴史や伝統、力強さを後輩達に繋げていかなければなりません。より素晴らしい下関商工会議所青年部にするため、会員と共に挑戦することを忘れず、向上心を持って行動する1年間にして参ります。