7月例会「生成AIセミナー」~生成AI登場による「問い」の時代をチャンスに変える中小企業経営~を開催しました
2024.07.08
この度、広報委員長担当例会として開催させていただきました。当日は徳山YEG吉田会長をはじめ3名のセレモニーからの参加があり、また約8年ぶりの公開例会としたところ、26名の一般参加者が来場されました。当日参加の現役会員64名(89名中)を合わせると、下関商工会館3階大ホールは後ろの席まで埋めることができました。
会員100人体制、例会100%出席の理想を掲げるとしたならば、それに近い光景は現役会員にとって良い経験となったと思います。
最初に第一部では、広報委員会として生成AIについての簡易的な説明をCanva、画像AI、音声AIを利用して行いました。
第二部、講演として、株式会社ものばんくより吉田悟代表取締役を講師に招き、「生成AI登場による「問い」の時代をチャンスに変える中小企業経営」と題し約70分間の講演を戴きました。吉田様は生成AIの専門家ではないものの、早くからアプリの開発、DX化の促進、生成AIの取り入れを行い社業を発展させた経営者であり、そのノウハウを惜しげもなく私たちにご教授くださいました。
吉田様は、山一証券に入社直後に倒産を経験し、その矢面に立ちながらも清算を済ませ、様々な経験を経て下関に戻ってきた話や、直感を信じて行動すること、学ぶとはその前後で別の人間になること、今後テクノロジーの台頭により我々を取り巻く環境がどのように変化していくか、それにどう対応すべきかについて、ベンチマークの取り方やコモディティ化といったキーワードを用いながら弁を振るわれました。
具体的には、YEGにとって市内の他団体(JC等)がライバルと認識し会員数を競うのではなく、実際のライバルはAmazonプライムやNetflixといった我々の活動時間を奪っているコンテンツであり、それらよりも優れた魅力を示さなければならないし、正しいマーケティングを行わなければならないというものでした。
株式会社ものばんく 代表取締役 吉田悟様、誠にありがとうございました。
この度の例会が開催できたのは、定時例会3号議案にて会費増額が可決され、例会費が増えたことにより実現しました。また内々の事ではありますが、広報委員会だけでは行き届かない部分を、一階の一般受付補助、アテンドを会員研修委員会の皆様、駐車場の整備を総務委員会の皆様にお手伝いいただきました。こうした協力があって例会を無事に終えることができましたことを感謝申し上げます。 ありがとうございました。