6月例会「政策提言を学ぶ」開催しました
2025.6.9
6月9日(月)
下関商工会館にて、総務委員会による6月例会「政策提言を学ぶ」を開催しました。本例会は、政策提言の基本的な考え方や実践手法を学び、下関YEGとしての志を共有・推進していくことを目的としています。
今回は、日本YEG提言委員会より、高橋正浩委員長と香月太郎副委員長を講師としてお招きしました。


第1部:政策提言の原点と役割
冒頭、香月副委員長からは、商工会議所の歴史に触れながら「政策提言は設立目的の“一丁目一番地”である」との説明がありました。YEGは単なる提言組織にとどまらず、行政や関係団体と連携し、実行まで見据える「提言実行団体」であるべきという力強いメッセージが伝えられました。
また、ご自身の単会での取り組みとして、地域資源を活用した事例が紹介され、理論と実践が結びついた内容に多くの参加者が刺激を受けた様子でした。


ディスカッション:「下関の資源」を見つめ直す
続いて行われた参加者全員によるディスカッションでは、「下関の資源とは何か?」をテーマに、活発な意見交換が展開されました。


一人では気づかないような視点が次々と飛び出し、改めて“仲間と考える”ことの大切さ、そしてYEG活動の醍醐味を実感する時間となりました。



第2部:提言書の作成から実行まで
第2部では、高橋委員長より、政策提言書の構成や作成手順、さらには実際にどう動かしていくかといった実務的なポイントが解説されました。
行政や親会(商工会議所)との連携の重要性にも触れられ、YEGが地域社会における“変化の担い手”であるという意識を高めるきっかけにもなりました。
また、日本YEG会員サイト「翔生」に掲載されている事例集も紹介され、全国の取り組みを学ぶヒントも得られました。


今回の例会を通じて、政策提言の意義やその具体的な進め方、そして私たちYEGが地域をより良くしていく当事者であることを、改めて認識する機会となりました。 最後に、企画・運営に尽力された総務委員会の皆さま、そして貴重な学びを提供くださった高橋委員長、香月副委員長に心より御礼申し上げます
