例会報告

9月例会開催しました。

●9月例会 岡村精二氏講演「可能性への挑戦」

 

9月9日(金)、広域連携委員会担当の9月例会は下関商工会青年部との合同例会で

「可能性への挑戦」と題しまして、岡村精二氏を講師としてお迎えし

春帆楼にて講演会を開催しました。 

岡村氏は昭和28年 山口県宇部市生まれ(精二ですが三男だそうです)

昭和49年国立宇部工業高等専門学校 機械工学科を卒業し、平成22年山口大学より学位「工学博士」を授与し、現職NPO法人「森と海の学校」理事長など、沢山の重役や熱意伝わる経歴をお持ちの方でした。

岡村氏は中学3年生の時に読んだ「太平洋ひとりぼっち」の影響を受け『手作りヨットによる単独太平洋横断』に挑戦するため航海士の免許を取得し、貯金350万円でヨット「シンシア3世号(全長6m)」を自作し、昭和52年5月17日宇部港を出航、10月10日にサンフランシスコ港入港という日本初自作ヨットによる太平洋横断を見事成功したそうです!(約1万km 147日間)苦難の旅の支えは、出航時に母から受け取った3段重ねの弁当に入っていた2枚の手紙でした。

『無事を祈る がんばれ 父』 『がんばれ 母』 と…。見れば涙が止まらないので封印したそうです。普段会話の無い父と優しい母からの『手紙』を励みに難航しながらも無事乗り越えられたそうです。

マスコミに取り上げられ一躍ヒーローとなった訳ですが本人いわく、帰ってからの方が大変だったそうです。ヨットで食べて行くには現実厳しく、父が大工というのもあってか建設会社に就職。それを周囲は「ヒーローは夢を諦めた」のだと囁かれるようになり、まるでピエロのようだ…と感じ講演会もしなくなったそうです。

昭和58年 青少年に関わる事件が多発し、子供たちの「体験教育」と「心の教育」の必要性を強く感じ、社長の一言で学習塾を開校する決心をしました。

心豊かな冒険心溢れる子供たちを育てるため、ヨット、カヌー、キャンプ、耐久徒歩、長期クルージングなど体験教育を取り入れた『至誠学舎おかむら塾』を開校し、自然を通じて様々な体験から子供の心を育てるという内容でした。

長期体験航海7泊8日の『ジュニア洋上スクール』を開始し、指導者は高校生や大学生だけ…日本一若い少年の船です。聞くと我が子を預けるのが心配になるのが親心でしょう。喧嘩や仲間割れもあり、対人関係としてはとても過酷そうな内容でした。(子を預けてハワイ旅行した両親も居たそうですが…)

そして、親元から離れた子供へ親からの手紙が届きます。それを読んだ子供たちは皆声を出して泣きました。子の命名の由来、妊娠・出産時の出来事、感謝の言葉…子供たちは翌朝、親に返事の手紙を送ります。

そうした貴重な体験の中で人や試練との出会い『縁』を重きに熱くお話頂き、私たちは脳と心に良い刺激を受けました。まさに今年のスローガンにぴったりな内容だったと思います。可愛い我が子や育ててくれた親を想いやり、改めて感謝の気持ちを『手紙』にしてみませんか? 

岡村氏講演.JPG

   講演会の様子

 

 

 

  2011/09/12   広報委員会