下関商工会議所青年部は、今年度で45年目を迎えます。長い年月をかけ青年部の礎を築いていただいた諸先輩方と、青年部に入会したからこそ知り合えたかけがえのない仲間に心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が第5類に引き下がり制限されていた活動が大きく動き始めました。以前のように多くの方と繋がり、交流や親睦をすることが増え、新しい発見や学びのきっかけが生まれていくと思います。その発見や学びが会員一人一人の自己研鑽に結びつき、会員の成長に繋がるものと信じております。
近年の会員構成をみると経験豊富な先輩方の卒会が増えた一方、多くの方に入会していただいており、青年部の若年化が進んでいるように思えます。諸先輩方が今まで築かれた軌跡を大切に継承しつつ、その中で交流や人との繋がりを通じて新しい学びや経験を重ねていかなければいけないと感じております。
人と交流することにはこれまでにはない新しい気づきや新しい発見があります。そのことが自己の成長に繋がると思い、今年度のスローガンを「楽在人和(らくざいじんわ)」とさせていただきました。人と交流すること、そこに本当の楽しさがあり、その中に会員一人一人を成長へと導く多くの機会があります。交流によって多くの成果が生まれて会員の成長の一助となり、また向上心を持って仲間と共に明るく活動していくことが会員自身そして自企業や地域の発展に結びつくと考えています。人の和、人との繋がりを大切にすることがこの先青年部が50年、60年と強く進んで行くための第一歩だと思います。
地域の明るい未来、そして青年部の明るい未来に繋がるよう会員一同力を合わせ1年間活動してまいります。
令和6年度 下関商工会議所青年部
第45代会長
川崎 有岐夫