Shimonoseki
Straits Festivalしものせき海峡まつり
毎年、初夏の訪れを告げる5月2・3・4日の3日間、山口県下関市で行われる盛大な祭りです。
源平最後の戦いとなった関門海峡をバックに源平武者行列、源平弓合戦、先帝祭(上臈道中)。
下関市民約1,000名が参加して海峡沿いを練り歩く八丁浜総踊り。
武蔵と小次郎の戦いで有名な巌流島で行われる巌流島フェスティバル。
郷土ブランドとなっている「ふぐ」を使用した「ジャンボふく鍋」など絢爛豪華なイベントが行われ多くの観光客で賑わっています。
下関の三大祭りのひとつであるこの「しものせき海峡まつり」は、毎年、下関商工会議所青年部が統括運営しています。
源平武者行列
甲冑に身を包んだ約100名の武者と艶やかな衣装をまとった女官たちが源氏と平家に別れて市内を行進します。今から戦場に赴く雰囲気を醸し出し威風堂々としたその姿は、見るものを圧倒します。
両軍とも各所で勇壮な「勝鬨(かちどき)」をあげて源平の合戦を再現しています。
News新着情報
Schedule武者・女官の一日のスケジュール
集 合
集合及び着装場所は下関商工会議所。
受付にぞくぞく参加者が集まってきます。
着装会場の部屋番号と衣装の札、自分の足のサイズの足袋を受け取り、受付が済んだらエレベーターで3階の着装会場へ!着 装
衣裳の着付けも多くのボランティアによって支えられています。
女性役と安徳帝はプロの時代劇のヘアメーク係によって当時のお姫様王子様や女官へと変身!カツラはあなたのためにカスタマイズされた専用のものです。
着付けの先生曰く、「甲冑は結びの文化」らしい・・・細部にまで多様された紐を使って美しく結ぶことで甲冑を着装していき、その技法はすばらしい日本文化です。紐を結ぶことによって、だんだん心身ともに凛々しい武者が生まれていきます。神 事
武者行列の安全を祈願して、神事を執り行います。
心改まるひと時です。出陣にむけて心の準備も整います。武者行列
源氏と平家にわかれて整列し、法螺貝の音にのって粛々と行進が始まります。
街頭には武者行列の見物客があふれて、アマチュアカメラマン、新聞記者など、武者達の凛々しいシャッターチャンスを狙ってフラッシュがめまぐるしくたかれます。
数か所であげる勝鬨は身震いするほど感動がこみ上げます。ステージ上で、
勝鬨(かちどき)海峡まつりメイン会場に入ると更に多くの観光客がみなさんを迎えています。
メインステージまでゆっくり歩き、ステージ上でいざ勝利を誓い勝鬨をあげます!撮影タイム
メイン会場の姉妹都市広場には武者たちと写真を撮影したい観光客がこられます。
格好よく応じるとみんなから喜ばれます!着替え
着替会場に戻って着替えます。帰り道に記念撮影を申し込まれることもしばしばです。
甲冑を脱ぐのはあっという間。
武者行列へのご参加、お疲れさまでした。参加者の皆様だけでなく、ギャラリーにとってもきっと、素晴らしい思い出になったはずです。
協賛企業
お問い合わせ先
下関商工会議所青年部事務局
下関市南部町21-19 TEL.083-222-3333/FAX.083-222-4094