公開委員会『「知ろう!門司港レトロ倶楽部!」~仲間と共に活動しよう!~』を開催しました
2023.01.27
令和5年1月27日(金)、下関商工会館3Fにて『「知ろう!門司港レトロ倶楽部!」~仲間と共に活動しよう!~』が開催されました。
関門レトロ地区を中心に観光振興と地域活性化を積極的に行っている関門レトロ倶楽部について会員が学び、今後の下関YEGにおける関門連携事業の研究につながるもとを目的で地域活性化委員会が企画したものです。
門司港レトロ倶楽部観光振興委員長の原田登志之様と事務局の茶屋道裕実様をお迎えし、原田様に講師として登壇いただきました。
原田様は地元の神社の清掃などのボランティア活動から始まり、まちづくりに関して21年に渡り活躍されており、現在は門司まちづくり21世紀の会の副理事長をされながら門司港レトロ倶楽部に関わられている方です。
まず初めに、門司港レトロ事業の概要ついてお話いただきました。
門司港地区から和布刈地区にかけての地域は歴史的ロマンただよう歴史的建造物と美しく雄大な自然環境など魅力ある資源が数多く点在し、これらの資源を生かして都市型環境拠点として整備し門司港地区の活性化を図ることを目的として官民一体となり門司港レトロ事業が進められているそうです。
次に、門司港の歴史と門司港レトロ誕生の経緯についてお話しがありました。
門司港は古くから日本有数の貿易港として栄えていましたが、昭和17年関門トンネル開通と昭和48年関門橋開通により通過型の都市となり衰退の時期を迎え、昭和63年から観光地として大規模なインフラ設備事業が開始されました。
第一期事業として護岸工事や各種建設工事を行い、マスメディアへ積極的に出ることで知名度の向上を図ったそうです。
成果として観光客の増加はあったものの、滞在時間が1~2時間と短いことが課題となったようです。
その結果を踏まえ、第二期事業では展望室や夜間ナイトファンタジー、サイクリングロードなど滞在できる観光施設を設置し、民間事業の導入も行いながら現在の門司港レトロに発展してきたことを伺いました。
最後に門司港レトロ倶楽部についてと現在行われている行事についてお話がありました。
門司港レトロ倶楽部は関連団体が37団体、会員約100名で様々な事業を運営されています。現在の門司港レトロは飲食店や雑貨販売など多くのお店があり、年間を通して色んなイベントが開催され観光客や若者にも人気のスポットとなっています。
講演終了後の質疑応答では、今年度入会した後期新入会員をはじめとする多くのメンバーから門司港レトロ倶楽部と門司港レトロの事業について質問があがりました。
今まで知らなかった門司港レトロの歴史や活動内容を学ぶことができ、下関YEGとしてもたくさん勉強になる素晴らしい公開委員会となりました。